風の伝説ザナドゥ用語集:は行
・バート
-風ザナⅠ二章に登場する。マクリア城の書記官。旅館の女将ルチアから賄賂5万ジェムを貰い、ルートル川の橋が壊れたことを隠し、橋の工事を延期させていた。
-二章最大の試練はバートの悪行によるお役所仕事の代理である。こいつをボコボコにしたくなったプレイヤーは多いと思われる。
・バーラク
-風ザナⅠ八章に登場する。ダクル地区にトリュフを買いつけに来たエレミアの商人。通称“なんでも屋バーラク”。
-アリオスに法外な値段でマジックビジョンを売りつけたり、トリュフを探してくるように交換条件を持ちかけたりと、かなりがめつい性格。
-風ザナⅠ九章にも登場。ただしこっちではぼったくられるイベントはないので安心である。
・ハウアー神殿
-風ザナⅡ二章に登場。ノールゥトの奥の森にあり、何時の頃からあるのかは誰も知らない古代の神殿。神殿の奥にピュラーが捕まっている。
・ハウアー洞窟
-風ザナⅡ二章に登場。ノールゥトの森の奥にあり、ハウアー神殿地下に通じている洞窟。
・パヴェル
-風ザナⅠ七章に登場。収容所の前任の長官。ハラグロフによって溶岩窟に閉じ込められていたが、アリオスたちによって救出された。
-ヌースが王都の私塾で兵法や政略を学んでいた門下生であった頃の知己。
-ハラグロフと違い、囚人たちにも酷い仕打ちをしない高潔な人物。ガレオスも彼の潔い態度にわだかまりを捨てた。
・バザロフ
-風ザナⅠ七章に登場。収容所の番兵で、通行料として賄賂を要求してくる。
・パメラ
-風ザナⅠ七章に登場。フクロウじいさんの娘。心優しい女性で、こうと決めたら自分の意志を曲げない頑固な一面を持つ。
・ハラグロフ
-風ザナⅠ七章に登場。収容所の長官。銀を横領している。
-酒に非常に強い。
・ハルカス洞窟
-風ザナⅠ二章に登場する。アリオスをおびき出すため、カコースがレオンを連れ去った場所。
-グリコス港から南東に行った山の中にある洞窟で、昔クロロスやドクサへの連絡路を作ろうとして失敗した跡(岩盤が安定せず、工事が難航してけっきょく途中で放り出してしまった)。やみくもに掘ったせいで、内部は迷宮のようになっている。
・パルティア
-イシュタリアの国の一つ。島の中央に壮麗なパルティア神殿が存在し、ここにはイシュタルに仕える巫女と神官たちのみが住んでいて、一般の人々は住んでいない。
-いわゆるバチカンのような宗教都市で、イシュタルを信仰する者たちの聖地であり総本山と思われる。
・パルティア産の絹
-リュコスがセランの村の村長に宝石(ハンガー・ソウル)をくれたお礼に贈ったもの。
-パルティアがこういった事業もしていることが窺える一品。
・パルティア神殿
-パルティアの島の中央にそびえる神殿。ソフィアとイシュタルに仕える神官たちのみが住む聖地であり、アイネアスの墓所でもある。
-パルティア神殿にはアイネアスの血筋の者と女性しか入れない。
-神殿の書庫には聖女に関するすべての記録が保管されている(CDドラマ ソフィアの誕生日より)。
・ハンガー・ソウル
-『7つの魂』の一つで、リュコスがセランの村の村長から貰った宝石。これを手に入れたためにリュコスはマーカストに襲撃された。
・ハンス
-風ザナⅠ四章に登場。ミュラー医師の弟子。眠り病にかかったミュラーの代わりに、眠り病解明のため、アリオスに力を貸してくれる。
・PC-EngineFAN
-PCエンジン専門雑誌。風の伝説ザナドゥⅡのファンページ『メルティナの部屋』などが毎月掲載されていた他、人気投票やタイムアタック企画なども行われた。現在は休刊。
・東風
-風ザナⅠ九章と十章に登場。四風神の一人。台詞を見る限り、かなり好戦的な性格と思われる。
・東の山の採石場
-風ザナⅠ二章に登場する。奥には魔法の道具を作るのに必要なギウダがある。
・ビカラ
-風ザナⅠ二章に登場。マクリア国ドクサ自治区の実力者。
-ギムノスのフクロウじいさんの息子で、アリオスくらいの頃にフクロウじいさんのところを飛び出した(本人談)。
・飛行じゅうたん
-風ザナⅠ三章に登場。呪文を唱えると飛ぶ魔法具。魔法が使えなくなって使用できなくなった。
・ビスキオ村
-風ザナⅠ三章に登場する。ミデニア国ボラース地区にある小さな村。この地方では人間はイエティと共存している。
-この地方にビスキオ村の人間たちの先祖が根づいて一千年、人間とイエティたちはずっと友だちで、木こり仕事も祭りも、どんなときも協力しあってきた。
・秘密の間
-パルティア神殿の地下にある広間。ここからアイネアスの墓所へ行くことができる。
-ソフィア様は時々ここでアイネアスの御霊とお話しなさいます(BYメディア)。
・百騎長
-風ザナⅠにおけるアリオスの職業。つわものの騎士100人とその何倍もの兵士をまとめる役。
・ヒューム
-風ザナⅠ八章に登場する。ダクルの町長。人攫い騒ぎに頭を悩ませている。
・ピュラー
-風ザナⅠでは三章から、Ⅱでは二章から登場。
-大賢者エナスのもとで、修行を積んでいる見習いの魔法使い。まだ魔法の力も未熟だが、未知数の才能を秘めている。性格は無邪気で天真爛漫。
-Ⅰでは登場も早く、早いうちから見せ場も多くてプレイヤーの共感を得られやすい、いわゆる勝ち組ヒロイン(でもあくまで準ヒロイン)。
-Ⅰでは準ヒロインなのだが、Ⅱではメインヒロインとなっている(このことはファルコムワールドガイド Vol.1等の様々な媒体で公言されている)。似たようなヒロインには、『IZUMO2』のサクヤ等がいる。
-Ⅱではアリオスを追ってアシュナールで飛行術でやってくるものの、途中で魔力が切れてカスタ村へ落っこちてしまい、しばらくそこで世話になっていた。ノールゥトの森へ行った際、ハウアーの神殿の奥でシードスパイラルに捕まってしまった。アリオスに助けられた後は、最終決戦直前まで離れることなくアリオスと共に戦った。
-Ⅱの回想シーンで、子供の頃からエナスと暮らしていたことがわかるが、両親の生死、捨て子だったのかもしくは両親を失った孤児なのかどうかははっきりと明かされることはなく、正確なところは不明。
-Ⅱではアリオスに振り向いてもらうべく、ロンゲにイメチェン。コスチュームも露出度の高いアーマーに変わったが、腰のラインはまるっきり15、6歳(リュコス談)。
-特技は空から落ちてくること。自称『爆裂お天気娘』。
-椅子に座ると足をぱたぱたさせる癖を持つ等、様々なお子様属性を持つ『魔性の女』。
-Ⅱの時点で、年齢23歳、身長162センチ、体重43キロ。スリーサイズは77・55・80。
・氷霧の連山
-風ザナⅡ四章に登場。エクトラの町の近くにある連山で、町の人間すら霊峰として入山することもない険しい山。ファグス山はこの中でも最高峰とされるひときわ高き山である。
・ヒルダ(風ザナⅠ二章)
-風ザナⅠ二章に登場する。スーリの宿場にいる女性で、魔法具の細工師。彼女から魔法の道具を作るのに必要なギウダを取ってくるように頼まれる。
・ヒルダ(風ザナⅠ六章)
-風ザナⅠ六章に登場する。パルティア神殿の鍵開けを買って出る謎の女性。正体はリュコスが変装した姿。
・ファイナルトリニティ
-風ザナⅡボス戦闘でのダイモスの最終奥義。
-アリオスのイリーガルブレイドと同じように、剣を構えたまま突進して、体当たりからファルコンライズ、ホークウィングの連続攻撃を繰り出す。
-コマンドは、下、右斜め下、右横、右斜め上、上+Ⅱボタン。
・ファグス山
-エクトラの町の近くにある霊峰。氷霧の連山の中でも最高峰とされる、ひときわ高い山。聖なる山と呼ばれ、山頂には太古の昔からアシュナールの民を守るありがたき宝石が奉られている。
-山頂でメディアとの再会イベント、そしてマーカストの再登場イベントが発生。
・ファルコムエクスプレス
-月刊PCエンジンで連載されていたファルコムの情報コーナー。投稿イラストの掲載もあり、ファンページとしての役割も果たしていた。月刊PCエンジン1993年6月号で『CLUB XANADUに合体して消滅。
・ファルコムショップ
-東京の代々木にあったファルコムグッズ専門の販売店。ファルコムファンの聖地とも言えるお店だったが、現在は閉店。
・フィリア
-風ザナⅠ六章に登場する。通称“マザー・フィリア”。女神を信仰する者たちの守護者。パルティア港の教会でシスターたちを統べる存在。医術の心得がある。
-プロスタを救うため、還俗(結婚)させることを提案するなど、大神官ゼノビアと比べて柔軟な思考の持ち主で、かなりおちゃめな人。
・フクロウじいさん
-風ザナⅠ七章に登場する。ギムノスの山奥で娘のパメラと暮らしているお爺さん。本名はグーフォ。
-フクロウみたいな笑いが出たら、性格が変わって危ない(パメラ談)。
-一章に登場したビカラの父親。
-穴掘りブラザーズの長兄であり、三章に登場したカラスじいさん、五章に登場したトンビじいさんの兄。
・フライブリュート
-風ザナⅠ八章のボス。アリオスを壁まで吹っ飛ばす豪腕の持ち主。
・プリズム氷洞
-風ザナⅠ三章に登場する氷洞。
・ブルノワ
-風ザナⅠ一章に登場する、ミゼール村の村長を務める老人。ヴォルフ(リュコス)が世話になっている人。
・フレイムスプリンター
-風ザナⅡボス戦闘でのピュラー(5章でイシュタルから魔法の杖を授かりパワーアップした後)の最終奥義。
-大きな炎の弾を手元でためてから発射する攻撃技。コマンド入力の後、方向キーの上下で、弾の飛ぶ方向を誘導できる。
-コマンドは、下、右斜め下、右横、右斜め上、上+Ⅱボタン。
・ブレッシングバリアー
-風ザナⅡボス戦闘でのメルティナの最終奥義。
-光球がメルティナの周りを回転して、一定時間無敵になり、近づくものを攻撃する。
-コマンドは、下、右斜め下、右横、右斜め上、上+Ⅱボタン。
・プレミアムシナリオ
-風ザナⅡクリア後に追加されるプレミアムモード。面ワープやビジュアルシーン再生、タイムアタック等が楽しめる他、シェリルのキャラクター占いも楽しめる。
-出し方はゲームをクリアし、エンディングを最後まで見た後にランボタンを押す。
・ブローヌ村
-風ザナⅠ五章に登場する。周囲を山に囲まれた村。岩によって外部との道が塞がり、村人全員が栄養失調状態になっている。
-八方山に囲まれた風光明媚な所で、春には王都の貴族が狩りや花見にやってくる。ただし魔法がなくなれば陸の孤島。
・プロスタ
-風ザナⅠ六章とⅡのプロローグに登場。パルティア神殿で『扉の司』を務める神官。
-仕事一筋で、厳格なパルティア神殿では神官見習いからも慕われている女性。
パルティア神殿が襲撃された際、扉の司であるプロスタはアリオスを迎えに行く途中にモンスターに襲われて重傷を負ってしまう。プロスタが扉の司であるかぎり、パルティア神殿の扉は誰にも開けられないため、ソフィア救出を第一に考える大神官ゼノビアはプロスタを殺して、新しい扉の司を任命しようとするが、マザー・フィリアはプロスタを結婚させて還俗させることで、別の神官を扉の司に任命する案を考えつく。ダイモスと仮の婚儀を上げることで還俗し、命を救われた。
-Ⅰで還俗したが、結婚といっても形式だけで仮の婚儀だったため、すぐに神官に復帰。だがダイモスのことはまんざらでもない様子なのが、Ⅱのプロローグやプレミアムシナリオでうかがえる。
-『CDドラマ 風の伝説ザナドゥⅡ ヒロインたちの誕生日』でも最後の話に登場。ダイモスの衝撃の告白の後、プロスタの台詞がなかったことから、ダイモスの想い人を聞いて茫然自失状態だったと思われる。
・ベストお仕置き賞
-ビカラが募集している大泥棒リュコスのお仕置き法。思わず笑える楽しいお仕置きを考えたら、すぐに応募しようという企画で、この賞に選ばれると賞金1万ジェム。
・ペパーノ
-風ザナⅠ三章に登場する。ビスキオ村の村長。イエティたちの異変に心を痛めている。
・部屋のカギ
-メディアが落としたと思われるソフィアの部屋の鍵。
-これを拾ったアリオスはパルティアの象徴ソフィア様の部屋を物色しまくり、数々の罰当たりな行為を行った。
・ヘルガ
-風ザナⅠ四章に登場する。女神トゥーンの神女を務める老女。性格はかなりイケイケ。
-トゥーンの神女だが、眠り病を運ぶトゥーンの御使いがモンスターということに疑問を抱き、アリオスたちに協力する。
-トゥーンが倒された後、神女の役職を捨てて晴れて自由の身となり、これからが青春まっさかりとはしゃいでいる。この前向きな姿を多くの老人に見習ってほしいものである。
・ボラ-ス地区
-風ザナⅠ三章に登場する。ミデニア国の地区の一つ。山地には、イエティの村、プリズム氷洞、ボラース氷洞の3つの氷洞がある。
・ボラース氷洞
-風ザナⅠ三章に登場する氷洞。
-ボラース氷洞はとても危険(イエティの長老談)。
・ポルダ
-昔ヴォーミットとその手下を封印した怪力の兄弟の弟。ポルダ村を作った人物。
・ポルダ村
-風ザナⅠ序章に登場する。イクティア島にある村で、偉大な酒造り・ポルダが興した村。リンゴ酒ならおまかせの酒職人たちが住んでいる。同じくイクティア島にあるカスタ村とは昔からことごとく対立している。
-酒造りの青年テオはこの村の出身。
・ポレポレ
-アリオスが考えるスライムの名前その2。のどかなイクティア島にいたからという理由から思いついた。
・ホワイト・カメリア
-メルティナの部屋に飾られている花。花言葉は『至上の愛らしさ』。
【参考資料】
・風の伝説ザナドゥ(ゲームソフト&取扱い説明書)
・風の伝説ザナドゥⅡ(ゲームソフト&取扱い説明書&ゲームトラックに収録のドラマ)
・PCエンジン関連雑誌に掲載された情報
・マル勝Falcom
・風の伝説ザナドゥ スペシャルファンブック
・風の伝説ザナドゥ 体験CD-ROM付き ゲームガイド
・風の伝説ザナドゥ The Rebirth of Dragon Slayer
・風の伝説ザナドゥⅡ-The Last Dragon Slayer-企画説明書
・CDドラマ 風の伝説ザナドゥⅡ
・CDドラマ 風の伝説ザナドゥⅡ ヒロインたちの誕生日
・CDドラマ TARAKOぱっぱらパラダイス